2010/07/20

ハングルの入力と韓日・日韓辞書


ハングルのインプットを可能にするアプリと韓国語の辞書を入れてみました。

オフラインで検索出来ますので、パケット代を気にせずに使用出来ます。

【使用するアプリ】

Korean Hangul Keyboard

PDIC mini for Android

かずお韓国語辞典

【インストールと設定】

①Korean Hangul Keyboard

ハングルの入力パッドを表示するアプリです。

「マーケット」からインストールします。

インストール後に、「設定」=>「地域/言語&文字入力」 からハングル入力を有効にする必要がありますが、 1回設定すれば、各アプリ上での入力欄の長押しでポップアップしたメニューから、簡単に日本語/ハングルを切りかえることが出来ます。




②PDIC mini for Android

PDIC形式の辞書アプリです。(辞書データは付属しません。)

2010年7月20日時点では「マーケット」に公開されていませんでしたので、SDKからインストールしました。

実機のブラウザからダウンロードしてインストールする事も出来ます。

辞書ファイルの設定は「menu」キーから行います。



③かずお韓国語辞典

PDIC形式の辞書データです。

韓日・日韓両方の辞書データが同梱されています。

ZIP形式で圧縮されて配布されていますので、解凍して、μSDカード内の任意のフォルダに保存します。

【使用例】

韓日・日韓の辞書を切り替えて使用します。



以上

2010/05/16

海外でデータ通信するためのAPNの追加設定

海外でローミングでHT-03Aを使用する場合、音声通信はネットワークオペレータを選択すれば可能になりますが、データ通信を行うにはアクセスポイント(APN)の追加が必要です。

【設定方法】

「設定」=>「ワイヤレス設定」=>「モバイルネットワーク」=>「アクセスポイント名」で「menu」ボタンを押し、「新しいAPN」に下記をインプットします。


「戻る」キーで戻り、「moperaU海外」を選択します。


海外でのローミング時のデータ通信代には上限がありません。(日本での料金プランは適用されません。)

くれぐれも、パケ死には注意してください。

参考:「海外でパケ死しない為のTips

以上

2010/04/28

HT-03Aのクロックアップ

HT-03Aに搭載されているQualcomm MSM7201Aは、本来、528MHzで動作しますが、HT-03Aでは、消費電力等を考慮した為か、384Mhzに制限されています。

そこで、OverclockWidgetを使って、クロックアップしてみました。

OverclockWidgetを使用するにはroot権限が必要です。

root化については「SIMフリー化・カメラとビデオの無音化・root権限の取得」を参照してください。

OverclockWidgetはWidgetですので、home画面に登録したアイコンをクリックして設定画面を起動します。


「Advanced Setting」をクリックします。


スクリーンOn時/Off時それぞれののクロック数の設定が出来ますので、ひとつずつ設定していきます。


今回は、スクリーンOn時はmin=128MHz、max=528MHzで、スクリーンOff時は常に128MHzで動作する様に設定してみました。


設定画面の下の方に、「Auto start on boot」という項目がありますが、ここをクリックしておくと、リブート時にも自動的にOverclock Widgetが有効になります。


設定後は「Save」をクリックして設定を有効にします。

以上

2010/04/27

OpenWnnフリック対応の辞書を強化

下記サイトを参考にして、辞書データをエディタで加工し、記号を一括登録してみました。

英語入力用ユーザ辞書 for OpenWnn

辞書の内容は下記です。

 
ある ∃
あるふぁ Α
あるふぁ α
あんだーらいん _
あんど &
いーた Η
いーた η
いおた Ι
いおた ι
いか ≦
いこーる =
いじょう ≧
いぷしろん Ε
いぷしろん ε
うえつきぼう  ̄
うえや ↑
えん ¥
おーばーらいん  ̄
おす ♂
おなじ 々
おなじく 〃
おみくろん Ο
おみくろん ο
おめが Ω
おめが ω
おんぐすとろーむ Å
おんぷ ♪
かい Χ
かい χ
かぎかっこ 「
かぎかっこ 」
かぎかっこ 『
かぎかっこ 』
かける ×
かっこ (
かっこ )
かっこ 〔
かっこ 〕
かっこ [
かっこ ]
かっこ {
かっこ }
かっこ 〈
かっこ 〉
かっこ 《
かっこ 》
かっこ 【
かっこ 】
かっぱ Κ
かっぱ κ
から 〜
がんま Γ
がんま γ
ぎゃくさんかく ▽
ぎゃくさんかく ▼
くおーと “
くおーと ”
くま 々
くりかえし ヽ
くりかえし ヾ
くりかえし ゝ
くりかえし ゞ
くりかえし 々
ぐざい Ξ
ぐざい ξ
けいせん ─
けいせん │
けいせん ┌
けいせん ━
けいせん ┃
げた 〓
こめ ※
こめじるし ※
さんかく △
さんかく ▲
さんてん …
しーた Θ
しーた θ
しかく □
しかく ■
しぐま Σ
しぐま σ
したや ↓
しめ 〆
しゃーぷ ♯
しょうなり <
しょうなりいこーる ≦
じーた Ζ
じーた ζ
すべて ∀
せくしょん §
せんと ¢
ぜろ 〇
たう Τ
たう τ
たてけい │
たてけい ┃
たんか @
だいなり >
だいなりいこーる ≧
だがー †
だくてん ゛
だぶるだがー ‡
て 〒
てん ・
てんてん …
てんてん ‥
でるた Δ
でるた δ
ど °
どう 々
どうじょう 仝
どうち ⇔
どしー ℃
どる $
なぜならば ∵
なみ 〜
ならば ⇒
なんばー #
にありいこーる ≒
にじゅうまる ◎
にゅー Ν
にゅー ν
にょろ 〜
のっといこーる ≠
はんだくてん ゜
ばつ ×
ぱーせんと %
ぱーみる ‰
ぱい Π
ぱい π
ぱらぐらふ ¶
ひしがた ◇
ひしがた ◆
ひだりや ←
びょう ″
ふぁい Φ
ふぁい φ
ふらっと ♭
ふん ′
ぷさい Ψ
ぷさい ψ
ぷらす +
ぷらすまいなす ±
べーた Β
べーた β
ぺけ ×
ほし *
ほし ☆
ほし ★
ぽんど £
まいなす −
まる ○
まる ●
まる ◎
まる ◯
みぎや →
みゅー Μ
みゅー μ
むげんだい ∞
めす ♀
や →
やじるし →
やじるし ←
やじるし ↑
やじるし ↓
ゆうびん 〒
ゆえに ∴
ゆぷしろん Υ
ゆぷしろん υ
よこけい ─
よこけい ━
らむだ Λ
らむだ λ
るーと √
ろー Ρ
ろー ρ
わる ÷

上記を「user_dic.txt」のファイル名(エンコードはUTF-8にします)でHT-03AのmicroSDカードの「\FlickWnn」フォルダの中にコピーし、「設定」=>「地域/言語&文字入力」=>「OpenWnnフリック対応の設定」=>「ユーザー辞書Import」でインポートします。


以上

2010/04/26

スプラッシュ画面の変更

SIMフリー化・カメラとビデオの無音化・root権限の取得」でご紹介した方法でroot化、SIMフリー化、カメラの無音化を行うと、ブートスプラッシュ(起動時の画面)が「docomo」のロゴから「My Touch 3G」のロゴに変わってしまいます。

そのブートスプラッシュを自由に変更する方法をメモしておきます。

【手順概要】

・SPL(Secondary Program Loader)を変更する
・スプラッシュ画面用の画像を用意する
・スプラッシュ画面用の画像を変換する
・スプラッシュ画面の書き換えを行う

*元のSPLに戻せなくなりますので自己責任にてお願いします。

【手順詳細】

1)SPL(Secondary Program Loader)を変更する

以下から「Engineering SPL 1.33.2005」をダウンロードして、HT-03AのmicroSDカードのルートに圧縮ファイル(ZIPファイル)のままコピーします。

Magic SPL HBOOT collection

「ホームキー」+「電源キー」長押しでリカバリーモードで立ち上げ、「apply any zip from sdcard」を選択して上記SPLを適用します。

一旦、HT-03Aの電源を切り、「ボリュームダウン」+「電源キー」長押しでfastbootモードに入り、下記になっているかを確認します。

HBOOT-1.33.2005 (SAPP20000)

2)スプラッシュ画面用の画像を用意する

320x480ピクセルの任意の画像を用意します。

例1;HT-03A起動時のandroidロゴのスクリーンキャプチャ


例2;HT-03A起動時のdocomoロゴ(自作)


スクリーンキャプチャの取得方法は「SDKの導入と画面キャプチャ」を参考にしてください。

3)スプラッシュ画面用の画像を変換する

PC上で作業します。

以下から「boot_images.zip」をダウンロードします。

Android Themes

圧縮ファイルを解凍し、「Create」フォルダの中にある「CreateG1Splash.exe」を起動します。(別途、Microsoft .NET Frameworks 2.0 のインストールが必要です。)

「Open」から差し替えたい画像ファイルを選択して、「Convert」をクリックすると、「mysplash.rgb565」が作成されます。

この「mysplash.rgb565」を「\android\tools」にコピーしておきます。

4)スプラッシュ画面を書き換える

「ボリュームダウンキー」+「電源キー」長押しでHT-03Aを立ち上げ、「戻るキー」でfastbootモードに入り、PCとUSBケーブルで繋いでfastboot USBモードにします。

PC側でコマンドプロンプトから「\android\tools\」に移動し、下記コマンドを打ち込みます。

fastboot flash splash1 mysplash.rgb565

「OKAY」が2行表示されたら、書き換え完了です。

HT-03A側で「menu」ボタンを押して、一旦、電源を切り、再起動すると、スプラッシュ画面が変更されています。

【参考サイト】

Android Custom Cookbook

以上

2010/04/25

参照サイト(リンク集)

Last up date ; 01/May/2010

HT-03Aを使用する際に参照させて頂いているサイトです。

随時追加します。

【ニュース】
携帯総合研究所

【アプリ紹介】
AndroLib
OCTOba
Androidアプリナビ
HT-03A User's Review Site
andronavi
Androidアプリ検索
hatena-jaga
INITIAL M

【カスタマイズ】
あけはら散歩
Android Custom cookbook
コムギドットネット
アンドロイドノート
Poly-bucket
yamakawa.us
mk19's Blog
mobi+
Nyan-Chew's Digital Life
HTC home page

以上

2010/04/24

光の辞典をDroidWingから使う


市販の辞書ソフト(光の辞典)をEPWING形式に変換してDroidWingから使えるようにしてみましたので、メモしておきます。

【使用するアプリ】

光の辞典(Ver.3、ウィンドウズ版、リンク切れ)
JITEN
EBStudiio
DroidWing

【辞書データの変換方法】

①辞書データの吸出し

EBViewは辞書検索ソフトなので、辞書データは別に用意する必要があります。

今回使用したのは光の辞典です。

光の辞典はウィンドウズ版のソフトですので、一度PCにインストールしてから、下記ファイルをEBViewで使用出来る形式(EPWING形式)への変換作業用のフォルダー(任意)に移動します。

 \TEGLET/HIKARU32/HIKARU/jiten.dat  <=国語辞典
 \TEGLET/HIKARU32/HIKARU/ejtdic.dat <=英和辞典
 \TEGLET/HIKARU32/HIKARU/jetdic.dat <=和英辞典

②辞書データをテキスト形式に変換

辞書データのテキスト形式への変換にはJITENを使用します。

JITEN(JD.lzh)をダウンロードして解凍すると「jd」というフォルダの中に「jiten.exe」という実行ファイルがあります。

辞書から吸い出した「XXXX.dat」を「jiten.dat」にリネームしてから「jiten.exe」と同じフォルダに置き、Windowsのコマンドラインから「-@ >jiten.txt」の起動オプションを付きで実行するとテキストファイル(jiten.txt)が作成されます。

注1)「>」や「@」は実際には半角です
注2) ファイル名が「jiten.dat」でないと変換出来ないので、変換後には、ファイルを取り違えない様に、ファイル名を都度リネームします

(例)
 jiten.dat=>jiten.dat=>jiten.txt=>kokugo.txt <=国語辞典
 ejtdic.dat=>jiten.dat=>jiten.txt=>eiwa.txt <=英和辞典
 jetdic.dat=>jiten.dat=>jiten.txt=>waei.txt <=和英辞典

③テキスト形式からEPWING形式への加工

JITENで作成したテキストファイルをEBStudioでEPWING形式に変換します。

EBStudioの「書籍情報の登録」から「書籍名称」・「書籍ディレクトリ名」・「書籍の種類」を登録します。

(例)
 書籍名称 ; 国語辞典(任意)
 書籍ディレクトリ ; KOKUGO(任意)
 書籍の種類 ; 国語辞典

次に、「入力ファイルのファイルの登録」から「入力ファイル」で対象のテキストファイルを選択し、「ファイル種類」で「PDIC1行テキスト」を選択します。

次の辞書を登録する時は「catalog」をクリックし、「編集」=>「挿入」で「書籍情報の登録」を、書籍名をクリックしてから「編集」=>「挿入」で「入力ファイルのファイルの登録」を行います。

全ての辞書を登録したら、「オプション」の設定を行います。

(例)
 本文 ;
  見出しと本文を一行で表示する=選択しない
  見出しの順序=表記【かな】
  書籍構成要素の検索見出しを省略し、辞書を軽量化する=選択しない
 スタイル ;
  段落の左余白=0
  段落の先頭の字下げ=0
  TABLE幅の省略値=480(デフォルト)
 INDEX ;
  見出しの中でインデックスに記録しない記号
   空白=選択、中黒他=選択
  インデックス作成オプション=全て選択しない
  複合検索の自由キーワード型のインデックス種別=前方一致表記

オプションを設定したら、「出力先」で任意のフォルダ名を選び「電子書籍作成実行」ボタンを押しすと、出力先で指定したフォルダ内に「CATALOGS」という拡張子の無いファイルと「書籍ディレクトリ名」で設定した名前のフォルダが作成されます。

これらを「出力先」のフォルダごとHT-03AのmicroSDカードに移します。

【使用方法】

DroidWingを起動すると辞書が登録されます。

「メニュー」ボタン>「設定」から使用する辞書や検索方法を設定出来ます。


以上

2010/04/22

SDKの導入と画面キャプチャ

HT-03Aの画面キャプチャを撮ったり無音化やSIMフリー化等の作業をする際にはSDKが必要ですが、導入に少々コツがいるので、メモしておきます。

【必要な作業】

・SDKのインストール
・PATHの追加
・USBドライバの追加

【手順】

1)Android SDKのインストール

以下からダウンロードしてインストールします。

Download the Android SDK

2)PATHの追加

下記の手順で行います。

「マイコンピュータ」を右クリックし「プロパティ」を開く。

「詳細設定」タブから「環境変数」ボタンを押す。

「システム環境変数」の中から「Path」を選択して「編集」。

「変数値」の右端に下記を追記して保存。

 ;c:\SDKがあるフォルダ名\android-sdk-windows\tools\;

3)USBドライバの追加

Java SE Development Kit (JDK) Bundlesをインストール。

コマンドプロンプトから「android」を実行。

「Available Packages」を選択。

「Display Update Only」のチェックを外して「Reflesh」。

「USB Driver Package」をチェックし「Install Selected」。

HT-03AとPCをUSBケーブルで繋ぎ、「新しいデバイスが見つかりました」と表示されたら、「一覧または特定の場所からインストールする」=>「次の場所で最適のドライバを選択する」で「C:\SDKがあるフォルダ名\android-sdk-windows\usb_driver」を選択。

環境によっては、「Settings」からプロキシの設定をしたり、「Force https://...sources to be fetched using http://」をクリックする必要があります。

また、上記がUSBドライバの追加する前にHT-0AをPCと接続してしまうと、不明なデバイスとして認識されるようになってしまいます。

その際は「マイコンピュータ」=>「プロパティ=>「ハードウェア」=>「デバイスマネージャ」から該当デバイスを右クリックから削除してから、上記USBドライバの追加を行ってください。

【画面キャプチャの撮り方】

HT-03A側で「設定」=>「アプリケーション」=>「開発」=>「USBデバック」をクリック。

PC側で「\android-sdk-windows\tools\ddms.bat」をクリック。

「Dolvik Debug Monitor」が起動するので、端末のアイコンがある行を選択し、「Device」=>「screen capture」=>「Save」でキャプチャ画面を保存。

【参考サイト】

セットアップとADB Shellの起動について

手順書/AndroidSDK導入(windows)初心者向け

以上

2010/04/21

海外でパケ死しない為のTips

海外でのローミングでパケ死しない様にする為のTipsですが、PocketWiFi等を使って無線LANでの使用をメインにしている場合にも使えると思います。

【パケット使用量を確認する】

NetCounter

Cell(3G通信)と無線LANのパケット量を記録するアプリです。

起動するとパケット量が表示されます。

任意のタイミングでカウンターをリセット出来ます。


【パケット使用量を監視・制限する】

NetSentry

こちらもパケット量を記録するアプリですが、事前に設定した値(2段階で自由に設定可)を超えると通知メニューに警告を出してくれます。


【実際の料金を確認する】

My docomo checker

My docomoのクライアントです。


【3Gを止めてしまう】

簡単に3G通信を全て止めてしまうアプリがあります。

APNdroid

日本国内でPocket WiFi等を使って無線LANのみで使用する場合にも便利なアプリです。

起動すると、シンプルな設定画面になり、3Gのオン・オフが出来ます。


【その他のサービスを利用する】

適用範囲は韓国での通話料だけですが、下記サービスを利用すると大幅に安くなります。

docomo海外プラスナンバー(韓国)

以上

2010/04/18

SIMフリー化・カメラとビデオの無音化・root権限の取得

HT-03Aに下記改造を行いましたので、メモしておきます。(2010年4月28日改定)

■SIMフリー化
■カメラとビデオの無音化
■root権限取得

*起動時のdocomoロゴは「MyTouch3G」に置き換わります。
*お約束ですが、トライされる場合は自己責任にてお願いします。
*docomoの保証対象外となる可能性があります。

【手順】

最新のROM 1.6では、セキュリティが強化されていて、各種改造が行えませんので、一旦、ROM 1.5に下げてから作業を行います。

■ROMを1.6から1.5に変更
 ・Goldcardを作成
 ・GoldcardにROM 1.5(MyTouch3G 1.5)をコピー
 ・GoldcardからリカバリしROM 1.5(MyTouch3G 1.5)に変更
■root権限取得
 ・「setupsu.apk」を使用しルート権限取得
■SIMロック解除
 ・業者サイトにIMEIを入力し解除コード入手(Paypalでカード払い)
 ・他社のSIMを挿し解除コードを入力してSIMロック解除
■カメラとビデオを無音化
 ・無音ファイル入手
 ・SDKから操作(要ルート権限)
 ・オリジナルファイルをバックアップ
 ・無音ファイルで上書き
■docomo純正のROM 1.5に差替(docomoロゴは消失します)
 ・NAND Backupを実施
 ・docomo純正のROMを入手しmicroSDにコピー
 ・リカバリーモードからROMをdocomo純正のROM 1.5に差し替え
■ROMを1.5から1.6に戻す
 ・docomo純正ROM 1.6を入手
 ・「supack.zip」入手
 ・SDKから操作しROMをアップデイト(要ルート権限)
■方位センサー、加速度センサーをリセットする
 ・adb shellから操作してセンサーをリセット

【用意するもの】

■microSDカード(フォーマット要)
■クレジットカード(SIMロック解除コード購入用)
■SoftBank等他社のSIMカード(SIM解除時に使用)
■android-SDKをインストールしたPC

*PCに接続しますので、USBケーブルも必須です。

【作業内容】

アプリのバックアップとSDKのインストールが出来ている前提です。

SDKのインストールについては以下を参照してください。

手順書/AndroidSDK導入(windows)初心者向け

PATHを通すのを忘れないようにしてください。

■Goldcardの作成■

空きmicroSDをHT-03Aに挿してフォーマットします。

今回はHT-03A購入時に付属していた2GBの物を使いました。

HT-03AとPCをUSBケーブルで接続し、SDKを立ち上げ、コマンドプロンプトで「adb shell」を実行してから、下記コマンドを打ち込みます。

$ cat /sys/class/mmc_host/mmc1/mmc1:*/cid

すると、以下の様な文字列が表示されますので、これをWindowsの「メモ帳」等にコピーしておきます。

例;2750567344324742207df01cd3009a60

次に、下記サイト上でボックスに上記文字列をペーストして「変換」ボタンをクリックします。

http://upld.komugi.net/Android/concid.cgi

変換された文字列を、再度、Windowsの「メモ帳」にコピーしておきます。

例;009a00b21dc07n204247325563485027

上記文字列を下記サイトの「CID」欄にペーストし、メールアドレスやその他の必要事項を記入して、「Continue」ボタンをクリックします。

Generate your own G1 goldcard for free !

すると、登録したメールアドレスに「goldcard.img」が添付ファイルとして送付されてきますので、microSDにコピーします。

ここから先は「HxD Hex Editor」を使用します。

下記からダウンロードしてPCにインストールしておいてください。

Welcome HxD Hex Editor users

上記Gold Cardを挿したHT-03AをPCに接続し、「USB接続」で「マウント」してから、「HxD Hex Editor」で下記作業を行います。

「Removable Disk 1」から「Open as Readonly」のチェックを外し、「OK」を押す。

「Extra」=>「Open Disk image」=>「goldcard.img」を開き、「Sector size」を「512 (Hard disks/Floppy disks)」にする。

「goldcard.img」から「Edit」=>「Select all」=>「Edit」=>「Copy」する。

「Removavle Disk 1」から「Edit」=>「Select block」で「Start-offset」を「0」、「End-offset」を「170」にして「OK」を押す。

「Edit」=>「Paste write」でペーストし、「File」=>「Save」。

下記サイトを参考にしました。

HT-03A official 1.6 → 1.5 downgrade

■MyTouch3G 1.5のROMファイルの準備■

下記サイトからMyTouch3G 1.5のROMファイルをダウンロードします。

http://www.megaupload.com/?d=BLM4EDGE

圧縮ファイルを解凍して取り出した「SAPPIMG.nbh」をGoldcardのルートにコピーします。

上記URLがリンク切れになってしまっている場合はGoogle等で検索してみてください。

下記が参考になるかと思います。

手順書/ダウングレード

■MyTouch3G 1.5のROM焼き■

Goldcardを挿したHT-03Aの電源を、一旦、OFFにし、ボリュームダウンキーと電源キーを長押ししながら起動するとFastbootモードになります。

後は、指示に従ってください。

ROM焼きの後は全設定が消えてしまっていますので、「Setting」=>「Wireless controls」=>「Mobile networks」=>「Access Point Names」からAPNを設定します。

Bizホーダイに加入している場合は、下記となります。

Name ; 任意
APN :mpr2.bizho.net
MCC ; 440
MNC ; 10

その他の項目は未設定で構いません。

また、Googleへのログインが求められますので、IDとパスワードを設定します。

■ルート権限の取得■

「setupsu.apk」を使用してルート権限を取得します。(ROM 1.6の場合、一度ROM 1.5に下げないとルート権限は得られません。)

http://cloud.github.com/downloads/nagamatu/SetupSU/setupsu.apk

PCでダウンロード・解凍してからUSB経由でHT-03Aにコピーし、ファイラーからクリックしてインストールします。

ファイラーは「アストロ」を使用しました。(1.5にダウングレードした後にマーケットからインストールしておきます。)

インストールしたら、アプリケーション一覧から「す設定」を起動し、実行します。

詳細は下記サイトを参照しました。

手順書/rooted(1.5)

■SIMロックの解除■

ROM 1.5では他社のSIMカードに差し替えるとUnlock Codeを聞いてきます。

この時にインプットするUnlock Code(SIMロック解除コード)を、下記有料サイトから入手します。

支払いはPaypal経由のクレジットカード払いになります。

2010年4月時点で€17.50でした。

まず、端末のIMEIコードを確認します。

「設定」=>「端末情報」=>「端末の状態」=>「IMIE」に表示されている15桁の数字です。

この数字を下記のサイトのIMEI欄にインプットして、その他必要事項も記入してキーを購入します。

SIM Unlock NTT DoCoMo HT-03A (HTC Sapphire)

注文するとメールで解除コード(8桁の数字)が送られてきます。

HT-03AのSIMカードを他社(Softbank等)のものに差し替えて起動するとUnlockコードを聞いてきますので、この数字をインプットすると、以降、SIMフリーになります。

この作業を1回行えば、その後はリブートやROMのアップグレードをしてもSIMフリーのままですので、Softbank等の他社の端末を持っていない場合は、この作業の瞬間だけ他人から借りればいいでしょう。

SIMロック解除コードの購入方法は下記サイトを参照しました。

HT-03A SIMロック解除・アンロック(unlock) 解除コードによる方法

■カメラとビデオの無音化■

ROM 1.5の状態で無音化するならばこの作業が必要です。

内容としてはRecovery Flasherをインストール・起動してから、シャッター音のファイルを下記無音ファイルに差し替えるだけです。

Recovery Flasher

無音ファイル(カメラ・ビデオ共通)

シャッターとビデオそれぞれについて行います。(ルート権限が必要です。)

SDKを起動し、コマンドプロンプトから「Sdb Shell」を実行し下記コマンドを入力します。

$ su

# mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock3 /system
# cd /system/media/audio/ui

# dd if=./camera_click.ogg of=/sdcard/camera_click.ogg
# mv camera_click.ogg camera_click.ogg.bak

# dd if=./VideoRecord.ogg of=/sdcard/VideoRecord.ogg
# mv VideoRecord.ogg VideoRecord.ogg.bak

# dd if=/sdcard/nosound.ogg of=/system/media/audio/ui/camera_click.ogg
# dd if=/sdcard/nosound.ogg of=/system/media/audio/ui/VideoRecord.ogg

# chmod 644 camera_click.ogg
# chmod 644 VideoRecord.ogg

# mount -o ro,remount /dev/block/mtdblock3 /system

下記サイトを参照しました。

HT-03A シャッター音差し替えメモ

HT-03Aのカメラのシャッター音を消す方法

■docomo純正ROM 1.5に差し替える■

ホームボタンと電源ボタンを長押ししながら電源を入れてリカバリーモードで起動し、「Backup/Restore」=>「Nand Backup」でNAND Backupをします。

次に、下記からdocomo純正ROM 1.5を入手します。

[ROM][32B] Official OS from NTT Docomo HT-03A Japan

ダウンロードしたファイルをPC上で解凍し、フォルダごとmicroSDの下記フォルダ内にコピーします。(xxxxxxxxxxは端末毎に異なります。)

/nandroid/HTxxxxxxxxxx/

再度、ホームボタンと電源ボタンを長押ししながら立ち上げてリカバリーモードに入り、「Restore」から「20090801-docomo-ht-03a」を選択してリストアすればdocomoの公式ROM 1.5になります。(起動画面だけはMyTouch3G 1.5のままです。)

下記サイトを参考にしました。

HT-03AにカスタムROMを入れる

■ROM 1.6へのアップデイト■

まず、ROMデータを入手します。

通常、ROM 1.5の端末の電源を入れるとROM 1.6へのアップデイトファイルが下記にダウンロードされますのでそちらを利用します。

/cache/signed-zaku-DRD08-from-CDB72.4246ab98.zip

上記を利用出来ない場合は、下記からダウンロードします。

http://android.clients.google.com/updates/zaku/signed-zaku-DRD08-from-CDB72.4246ab98.zip

また、「supack.zip」も入手しておきます。

http://upld.komugi.net/Android/supack.zip

SDカードにupdate というディレクトリを作成して上記2ファイルを解凍して入れておいて、端末を「ホーム」+「電源」で再起動し、リカバリモードでコンソールに入り、PC側でコマンドプロンプトから「adb shell」を実行してから、下記作業をします。

$ su
# mount /sdcard
# cd /tmp
# cp /sdcard/update/update-script.sh ./
# sh update-script.sh

上記コマンドを打ち込むと画面に色々表示されますが、数分待つと「Update Done! Please Reboot…」と表示されますので、リブートすると、docomoの純正のROM 1.6でHT-03Aが立ち上がります。

あとは、お好みに従ってアプリの追加や設定を行ってください。

以下のサイトを参考にしました。

HT-03A 公式1.6 with rooted

■方位センサー、加速度センサーをリセットする■

ROM焼き後に方位センサーや加速度センサーが働くなってHT-03Aを横向きにしても画面が切り替わらなくなった場合には、USBデバッグモードにしたHT-03AをPCとUSB接続し、コマンドプロンプトから「adb shell」を実行してから下記コマンドを実行してリセットするとセンサーの機能が回復します。

$ su
# rm /data/misc/akmd*
# rm /data/misc/rild*
# reboot

以下のサイトを参考にしました。

カスタムROM導入後のよくある質問

【備考】

当方は海外での使用を念頭にSIMロック解除しましたが、国内でSoftBankの回線を使う場合は、HT-03A上でAPNの設定の追加が必要です。

下記サイトを参考にしてください。

HT-03A 完全SoftBank化 -パケット定額-

Mobile_network_code

docomoの回線を使ってローミング出来る中国携帯のSIMでは、特に追加設定不要で使えました。

以上

2010/04/04

HT-03Aの参考図書

Last up date ; 5/Apr/2010

Android HT-03A入門ガイド
翔泳社
¥1344

AndroidケータイHT-03Aを120%使いこなす本(100%ムックシリーズ)
晋遊舎
¥1280

以上

HT-03A用の周辺機器

Last up date ; 20/Apr/2010

【液晶保護シート】

ラスタバナナ
HT-03A用反射防止タイプ(アンチグレア)
¥480(ビックカメラ有楽町店)

【ソフトジャケット】

CAPDASE
HT-03A / HTC Magic Google G2 Sofr Jacket 2 XPOSE
With Screen Guard Crystal Clear
¥1480(Amazon)

【ヘッドフォン・アダプタ】

モバイルプラザ
ストラップ付ステレオオーディオアダプタ ミニ(USB to 3.5mm)
¥819(Amazon)

【microSDカード】

上海問屋
上海問屋オリジナル microSDHC ( マイクロSDHC ) カード 16GB (Class6) DNF-TSD16384C6
¥5,999(Amazon, 2010年4月現在)

以上

HT-03Aのホーム画面

Last up date ; 29/Apr/2010

ホーム画面の設定例です。

各アプリやウィジェットについては「HT-03Aに導入したアプリ 」を参照してください。

以上

HT-03Aに導入したアプリ

Last up date ; 29/Apr/2010

■■■ 設定/管理 ■■■
[文字入力]
OpenWnnフリック入力対応版(Kunimasa Noda、フリック入力)
[ホーム画面(ウィジェット)]
Digital Clock Widget(Malze、デジタルクロック)
Laik Agenda Widget(Laik、予定表)
Weather forecast widget v2 有料版(Francois DESLANDES、天気予報)
[システム・タスク管理]
App manager(Amazing Drois、アプリケーション管理)
TaskPanel Lite(sychee、タスクマネージャ)
AudioManager(Smart Android Apps、音量管理)
Ringdroid(Ringdroid Team、着信音メーカー)
Ring Extended(Danne Hackborn、着信音変更・追加)
OverclockWidget(Billy Cui、オーバークロック)
Button Shortcut(Notes、検索ボタンにアプリ割り当て)
drocap2(Tatsuo Nagamatsu、画面キャプチャ)
[通信関連]
NetCounter(Cyril Jaquler、パケット数モニタ)
NetSentry(Lorenz Flscher、パケット数管理)
My docomo checker(meloncake、My docomoクライアント)
WiFi Scanner(Konstantions Plychronis、WiFiアクセスポイントサーチ)
APNdroid(Martin Adamek、3G通信無効化)
[セキュリティ]
アンチウイルス(droidSecurity Inc.、アンチウイルスソフト)
■■■ ツール/ユーティリティ ■■■
[ファイル管理・ビューア]
アストロファイルマネージャ(Metago、ファイルマネージャ)
PDF Viewer(maciej、PDFファイルビューア)
Documents to Go(DataViz, Inc、MSオフォス互換アプリ)
Zip Viewer(h-Code、ZIPファイル解凍)
QRコードスキャナ(Zing Team、QRコードスキャナ)
[Todo]
Astrid Task/Todo List(we <3 astrid、Remember the Milk同期)
[メモ帳・エディタ]
AKNotepad(Snaptic、メモ帳)
Txt Pad (Beta)(James Patillo、テキストエディタ)
[データベース]
タイムゾーン(Nobuhiro Makida、世界時計)
手帳の付録(TECHNO SQUARE、データベース)
[電話帳]
e電話帳(e.sofr xproject team、電話帳置き換え)
[健康管理]
JogTracker(Highway North Interactive、距離&タイム計測)
■■■ 地図・路線・周辺検索 ■■■
路線ドロイド(Hideki Ohmura、乗換案内)
乗換案内(JORUDAN、乗換案内)
宿ろいど(LittleApps、ホテル検索・予約)
Place Directory(Google、近隣検索)
RMaps(Robert.Developer、地図)
■■■ 辞書・翻訳 ■■■
DroidWing FREE(aokabi.com、辞書)
Star Translate(StarObject、翻訳)
■■■ マルチメディア/エンターテイメント ■■■
[プラウザ]
Opera Mini 5 browser(Opera software ASA、ブラウザ)
[書籍]
青空文庫ビューア(yagi、青空文庫ビューア)
[音楽/音声]
Voice Recorder(Mamoru Takashiki、ボイスレコーダ)
Shazam(Shazam Enternainment Limited、楽曲検索)
歌詞検索(projectKshi、歌詞検索)
[ニュース/情報]
Anちゃん(kudzu、2chビューワ)
ギュー・ニュース(NubiNews、ニュースリーダー)
Listen(Google、Podcastダウンロード・再生)
[SNS/ブログ]
mixiView(garuru soft、mixiクライアント)
TkMixiViewer(takke、mixiクライアント)
Seesmic(Seesmic、Twitterクライアント)
Facebook for Android(Facebook、Facebookクライアント)
[カメラ]
Camera Magic(NoClick Labs、高機能カメラ)

以上

HT-03Aを購入しました

Last up date : 4/Apr/2010


2010年3月31日にビックカメラ有楽町店で新規契約です。

【価格】

・本体価格       ; ¥45,151
・端末購入サポート ; -¥31,500
・スマートフォン割引 ; -¥12,600
・その他割引     ; -¥525
・合計          ; ¥526

指定のオプションに加入すると¥1だったのですが、オプションを1つキャンセルしたら¥525支払う事になりました。

docomoの携帯は使っていませんのでACアダプタは持っていませんが、汎用のAC<=>USBアダプタとminiUSBケーブルの組み合わせ、もしくは、PC+miniUSBケーブルの組み合わせで充電出来ますので、購入しませんでした。

【契約内容】

・タイプSS バリュー    ; ¥980/月、¥21/30秒
・パケ・ホーダイ ダブル ; ¥390~¥5,985/月
・mopera Uライトプラン ; ¥315/月
・海外プラスナンバー  ; ¥300/月
・(新)いちねん割引
・ひとりでも割50
・合計            ; ¥1,985~¥7,580/月

仕事の関係で韓国で使うことが多くなるので、海外プラスナンバーに加入してKTのナンバーを取得しました。

こちらは端末購入後にdocomoショップへ持ち込んでの追加契約です。

mopera Uライトプランですのでi modeのメールアドレス付きません。

回線開通は翌4月1日からです。

【付属品】

・予備の電池
・FOMA充電機<=>miniUSBアダプタ
・mniUSB<=>ヘッドフォン端子アダプタ
・取扱説明書
・2GB microSDカード(購入時に本体に装着済)

これから、導入したアプリ、設定方法、周辺機器等について、ぼちぼちと書いていこうと思います。

以上